「Independent Tokyo2022」が無事終了しました。
このブログは東京駅近くの新幹線待ちの時間で書いています。
とりあえず、受賞した出展者の皆さま本当におめでとうございます。
そして、全ての関係者様、出展者様、お疲れ様でした。東京でのイベント参加は「デザインフェスタ」以来ですが、ギャラリーさまが主催している展示イベントはこれが初めてでした。大阪にも「アンノウンオオサカ」という類似のアートイベントがありますが、私はそれに参加できていないので準備の段階でドキドキでした。
まず、準備に関してはブースの規模的にそこまで荷物が多かったわけではないにも関わらず、搬入日(兼移動日)前日まで準備をしている段階でした。これを受けての反省1つめ。見切り発車でなんでもイベントに参加しないこと笑
というのも、(これは完全に自分の管理能力の低さゆえなのでどちらが悪いという話ではないです)「Independent Tokyo2022」の先週1週間は「ARTECH」の会期でした。なので、7月いっぱいが「ARTECH」の準備で時間を割く必要があって、「Independent Tokyo2022」の準備ができたのは7月の下旬(「ARTECH」の作品が完成した後)でした。まさに息つく暇もなく、といった感じです。
幸運なことに作品はある程度作っていて、結果的に間に合いましたが(根性でどうにかした感はぬぐえません笑)今後は年末年始の段階で「今年のこの時期はこのイベントに出るぞ」とある程度の予定を組んで、それ以外のゲリラ的にお話をいただくイベントに関しては要検討という方向かなぁと思いました。
というのも、今回の「Independent Tokyo2022」は、正直かなり準備不足&やりきった感が8割くらいの感覚があり、悔しい思いもありました。それは前述した通り、過密スケジュールを見切り発車で組んでしまった自分の責任なのですが、現地について展示が終わりブースを見た時、私よりももっとブースをうまく使っている出展者様はたくさんいました。そして、ブースを見た段階で「この人の作品の練度高いな、うまいな」と思った方が受賞されているのも事実でした。
それはやっぱり、普段から作品に向き合っている時間が長く、「作品の土台(クオリティ)がしっかりとしていることが説明するまでもなく一見でわかるレベルだから」だと思います。そして、それ以上に自分の作品の未熟さ、拙さ、そういったものを感じました。幼さや未熟さが悪い要素ではないですが、時間があれば単純に画面作りやもっと大きな紙作品を作ることだってできたと思うんですよね。前述した通り、今回の「Independent Tokyo2022」は私の実感として「もっとやれることがあることを現場で知った」という気持ちが強いです。
とみ頃でなさんは「芸術を”やる”」ことに対してどんなイメージを持っているでしょうか。さまざまご意見あるかと思いますが、一般論としては「好きなことをやれて、自由でいいなあ」と思う方も多いのではないでしょうか。このイメージですが、実際私の個人的な意見としては全くそんなことはないと言い切りたいと思います。といいますが、テーマの後半「自由でいいなあ」に関しては概ねあっています。この活動は非常に自由度が高いです。でも、自由だということは「結局自分がやらないといけない」という制約に縛られているのと同じことです。「自分のやる気次第で、何でもできる」ということは「やるべきことはやらないと成すべきことは成せない」ということでもあります。つまり、「実力主義」ということですね。成果を出すものの順に利益を得る、資本主義にも似ている気がします。
そういう意味で、もっと妥協なくやっていく必要があるな、自分はやっぱりまだできていないことがたくさんあるなと勉強になりました。特に、抽象画の画面作り(技術的な部分)に関してはまだまだ研鑽の余地があると思いました。
具体的にいうと
・もっと余白を使った抽象画を描く
・ペンで線画を描いた上から抽象画を描く
・抽象画を使って絵本や造形物(紙)を作って展示する
・紙作品の大きなサイズの作品を今年中に一作作る
などです。
平たくいうと「もっともっと、いい作品を」ということですね。
とはいえ、「流星群」¥15,000- が売約成立しました。これに関しては素直に嬉しいことです。
手放しで喜んでいいし、誇るべきことだと思います。
でも、です。
もっと売れたい。そう思いました。
今はそれだけにしておきます。本当は言葉にしたい気持ちもありますが、言葉だけではなく行動で、作品でそれを証明していきたいと思います。もっと語るべきことは、もっとキャリアアップしたその時に、取っておきます。
改めまして、「Independent Tokyo2022」お疲れ様でした。ブースに来訪していただいた方、
「Independent Tokyo2022」に来てくださった方、運営の皆様、出展者の皆様に感謝と労いを送りたいと思います。
来年は受賞、目指します!笑
浮世.
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